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1953年東京生まれ。武蔵工業大学電子通信工学科卒。1975年、落語家、柳家小さん(人間国宝) に入門。1979年、前座名「柳家みのる・柳家みの助」から二つ目昇進へ。柳家小ゑんを名乗り活動を開始。1985年に大抜擢で真打昇進。1986年・90年、国立劇場「花形若手演芸大賞」銀賞受賞。1991年より三遊亭円丈らと共に「応用落語」旗揚げ。自作の新作落語と古典落語の両方を語る、数少ない若手落語家として活躍。また「理科系の落語家」を自称し、とりわけ天文学に詳しく日本各地のプラネタリウムでの星空寄席や面白星空解説などで高い評価を得ている。その功績によって1997年に小惑星NO.6330がKOENと命名される。新作・古典あわせて90余の噺を得意とし、古典のテクニックに、新作の息吹を取り入れた、独自の表現活動を行っている。 |